インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)3
投稿日:2021年5月27日
カテゴリ:スタッフブログ
インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)3
矯正歯科医の宮島です。
インビザライン矯正で輪ゴムを使うことがあることを知っていますか?
インビザラインを使った矯正では、治療をサポートするための装置がいくつかあるのですが、その中の1つにゴムがあります。
もちろん普通の輪ゴムではなく、医療用の矯正装置の一種なのですが、どのような目的や用途で使うのか、想像がつかない方も多いと思います。
そこで6回目の今回は、3.顎間ゴムを装着する時間と期間についてお話します。
これからインビザラインを始めるという方は、治療でゴムを使うという可能性も大いにありますので、ぜひこのブログを参考にしてみてください!
3.顎間ゴムを装着する時間と期間
顎間ゴムを装着する時間には個人差がありますが、平均的な装着時間としては、20時間以上の装着が必要となっています。
ただし人によっては就寝中のみ、在宅時のみなどの使用方法もありますので、歯科医師の指示通りの時間を装着する必要があります。
基本的にはインビザラインと同じく、飲食時や歯磨きの時だけゴムを外し、飲食や歯磨きが終わった後、インビザラインと一緒にゴムも装着します。
また、ゴムを使用する期間についても個人差があるため、具体的な数値はありませんが、およそ数か月間は使用することが多いです。
使用時間が短く患者さんの協力が得られない場合は、ゴムの装着期間が延長し、治療期間も長引くことになります。
次回は、4.顎間ゴムを装着する際のポイントについてお話します。
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