妊娠中の矯正治療について
投稿日:2021年1月25日
カテゴリ:スタッフブログ
妊娠中の矯正治療について
武蔵小山KT矯正歯科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
矯正歯科医の小幡です。
今回は妊娠中の矯正治療についてお話させていただきます。
矯正治療を希望されてご相談にいらっしゃる女性の方の中で、「妊活中なのですが、妊娠中でも矯正治療はできますか?」と聞かれることがしばしばあります。
矯正治療は一般的に矯正開始から完了までに2~3年の期間が必要になるため、治療中に妊娠を希望される方も少なくありません。
当院ではインビザラインを用いた治療が多いですが、患者様が一番気にされるのが妊娠中マウスピースを使えるかということです。
患者様それぞれのつわりの程度も異なるかとは思いますが、マウスピースの交換頻度を減らしたり、場合によっては歯を動かすのを一時休憩することもできます。
また、妊娠中心配なこととして歯磨きも挙げられます。
妊娠中はつわりの影響で歯磨きが辛くなる場合があるため、歯磨きが十分にできない可能性や、妊娠中はホルモンの影響で歯茎が腫れやすくなることもあります。
ワイヤーの矯正治療でもしっかり歯磨きをしていただければ問題ありませんが、マウスピースによる矯正治療では、装置のついていない状態で歯磨きができ、お口の中を清潔に保てるという利点もあります。
そのほか妊娠中の治療で不安に感じることがあれば、お気軽にご相談ください。
また、既に妊娠されている方が矯正治療開始する際に必要なレントゲン撮影や、治療前の虫歯治療、抜歯には注意が必要です。すでに妊娠が分かっている場合は、出産後のスタートをおすすめします。
将来的に妊娠を希望されている方であれば、妊娠前に矯正治療をスタートしておくのも一つの方法です。
当院には女性ドクターも多く在籍しております。
矯正治療を始めるにあたって何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■