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インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)2-②

投稿日:2021年5月6日

カテゴリ:スタッフブログ

インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)2-②

矯正歯科医の宮島です。

インビザライン矯正で輪ゴムを使うことがあることを知っていますか?

インビザラインを使った矯正では、治療をサポートするための装置がいくつかあるのですが、その中の1つにゴムがあります。

もちろん普通の輪ゴムではなく、医療用の矯正装置の一種なのですが、どのような目的や用途で使うのか、想像がつかない方も多いと思います。

そこで3回目の今回は、2.顎間ゴムのかけかたのパターンについてお話します。

これからインビザラインを始めるという方は、治療でゴムを使うという可能性も大いにありますので、ぜひこのブログを参考にしてみてください!

 

2. 顎間ゴムのかけかたのパターン 

ゴムかけの代表的なパターンとしては以下のようなものがあります。

今回は②Ⅲ級ゴムについてご紹介していきます。

Ⅲ級ゴムは主に、「受け口」と呼ばれる下顎前突症の場合に使用されることが多いです。

Ⅲ級ゴムは、Ⅱ級ゴムとは反対で上の歯を後方に、下の歯を前方に移動させる効果があります。

表側にゴムを装着するので、前歯にゴムを装着する場合は、

審美性の高いインビザラインでも目立ってしまう可能性も高く、口も開きづらくなります。

症例によってどのパターンでゴムをかけていくのかを歯科医師が判断していきます。

次回は、③クロスゴムについてです。

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