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抜歯矯正?非抜歯矯正?③

投稿日:2020年12月16日

カテゴリ:スタッフブログ

抜歯矯正?非抜歯矯正?③

 

武蔵小山KT矯正歯科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

矯正歯科医の小幡です。

 

今回は抜歯矯正?非抜歯矯正?②に引き続き、抜歯治療で抜く歯の選択について具体的にご説明いたします。

 

通常、スペースの確保のために歯を抜く場合には、前から4番目か、5番目にある小臼歯のいずれかを、上下左右1本ずつ合計4本抜歯を行います。基本的には、前から4番目の第一小臼歯を抜歯することが多いです。

上顎前突(出っ歯)が強い場合には、下の歯は抜かず、上の両側の前から4番目の歯のみを抜歯することもあります。

また、虫歯があったり、虫歯の治療済で神経をとった歯を抜歯する場合や、

左右で奥歯の咬み合わせが異なるときに左右で違う種類の歯を抜歯する場合もあります。

親知らず(前から8番目の歯)は、矯正治療で歯を動かす際に妨げになることがあります。必要があれば、矯正治療が始まる前に抜歯をお願いすることもあります。

 

矯正治療において、抜歯が必要か否かは、患者様それぞれの歯並びの状態や、目指す歯並びによって異なります。当院ではご相談時に抜歯、非抜歯治療のシミュレーションをお見せしながら、お話をさせていただくことも可能です。

歯並びが気になるという方はぜひお気軽にご相談にいらしてください。

 

次回、抜歯矯正?非抜歯矯正?④では非抜歯矯正についてご紹介いたします。

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