スポーツや楽器の演奏をしながら矯正治療はできる?
投稿日:2021年2月8日
カテゴリ:スタッフブログ
スポーツや楽器の演奏をしながら矯正治療はできる?
武蔵小山KT矯正歯科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
矯正歯科医の小幡です。
今回はスポーツや楽器の演奏をしながら矯正治療はできますか、という疑問についてお答えします。
スポーツを頻繁にする方で、特にインビザラインなどのマウスピースによる治療では、支障が出ることはないでしょう。ワイヤーでの矯正治療でも、ほとんどのスポーツで問題はありませんが、格闘技などのスポーツの際は、ぶつけて口を切る可能性もあるため、スポーツ用のマウスピースを使用して保護する方法もあります。
小児の矯正治療の場合、取り外し式の装置を使用している方は、スポーツをしている最中に外れてしまう可能性もあります。スポーツの際は装置を外して、それ以外の時間に長くつけるようにしましょう。
楽器を演奏する方で矯正治療に影響があるのは、主に管楽器です。
ワイヤーの矯正治療では装置に慣れるまでは思うような音が出しにくいかもしれません。唇を楽器に押し当てて演奏するときに、くちびるの粘膜に痛みが出ることもあります。
リードを咥えて吹く楽器では、演奏や練習時間の長さにもよりますが、歯の動きを妨げる場合もあります。
装置が粘膜にあたって痛いという方は、装置の当たる部分をワックスという柔らかい材料で保護していただくことをおすすめします。
大会や演奏会など、大事な日の前にワイヤーの調整やマウスピースの交換をすると痛みで集中できないという方もいらっしゃいます。そういう場合は調整日をずらしたり、マウスピースの交換のタイミングをずらすことも可能なので、ご相談ください。
矯正治療を始めたいけれど、ご自身のライフスタイルとの兼ね合いでできるかどうか不安という方も多いかと思います。まずはお気軽に当院の無料相談にいらしてお話を聞かせてください。
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