インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)4
投稿日:2021年7月2日
カテゴリ:未分類
インビザラインと輪ゴム(顎間ゴム)4
矯正歯科医の宮島です。
インビザライン矯正で輪ゴムを使うことがあることを知っていますか?
インビザラインを使った矯正では、治療をサポートするための装置がいくつかあるのですが、その中の1つにゴムがあります。
もちろん普通の輪ゴムではなく、医療用の矯正装置の一種なのですが、どのような目的や用途で使うのか、想像がつかない方も多いと思います。
そこで7回目の今回は、4. 顎間ゴムを装着する際のポイントについてお話します。
これからインビザラインを始めるという方は、治療でゴムを使うという可能性も大いにありますので、ぜひこのブログを参考にしてみてください!
4. 顎間ゴムを装着する際のポイント
ゴムを装着する際には以下のようなポイントを意識すると装着しやすくなります。
- 鏡を見ながら行う
- プレシジョンカットの近くに爪切りで切り込みを入れる
鏡を見ながら行う
鏡を見ながら、フックにゴムをかけて顎間ゴムを装着する方法です。
慣れてくれると鏡を見なくてもゴムを装着できるようになりますが、慣れていないうちはゴムの装着は意外と難しく、時間がかかってしまうという人も非常に多いです。
その為、慣れるまでは鏡を見て、装着する位置を確認しながらゴムかけを行いましょう。
プレシジョンカットの近くに爪切りで切り込みを入れる
ボタンではなくプレシジョンカットがある場合、その近くに切り込みを入れるとゴムをかけやすくなります。
インビザラインにおけるゴムかけに関しては、ボタン(写真左下銀色のボタン)を使用する場合とプレシジョンカット(写真右上の切込み)と呼ばれるゴムを引っかけやすくする切込みがマウスピースに入る場合があります。
その為、プレシジョンカットがインビザラインに入っている場合は、爪切りで切り込みを入れるとゴムをかけやすくなります。
次回は、5.顎間ゴムを使用する際の注意点についてお話します。
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